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コラム

築古ビルの未来を変える 賃貸オフィスの再生をもたらすスマートハウス化

2023.08.16

コラム

時代は変わり、新しいビルや商業施設が立ち、賃貸オフィスビルにおいては築古化が新たな課題となっています。

しかし、この課題は現代のテクノロジーを駆使した機能・設備を取り入れることによって、再び魅力ある建物へと生まれ変わらせる可能性があることをご存知ですか?

スマートハウスと呼ばれる技術こそが、ビルオーナーにとって新たな光をもたらすものとなっています。

早速こちらのコラムで、そのスマートハウスについてや、スマートハウス化する利点についてお伝えし、そして築年数の経過によってテナントが遠のいているような状況を打破するための道筋を探っていきたいと思います。

築古ビルの未来を変える一歩を踏み出すためのヒントがここにあります。

避けて通れない築年数による劣化問題

賃貸オフィスビルは、時の流れと共に変化し続けるビジネス環境において、重要な存在です。

しかし、築年数が経過するにつれ、その設備や設備も劣化し、様々な課題を引き起こすことがあります。この築古化による問題は、入居率低下に直結し、ビルオーナーにとって避けて通れない現実となっています。

 

まず考えられるのが、エネルギー効率の低下が顕著な課題です。

古い設備はエネルギー効率が低く、外の熱や冷気を取り込みやすいため、夏場の冷房、冬場の暖房といったエネルギー消費を増やすといった問題を引き起こします。

結果として、光熱費がかさみ、テナントにとっては光熱費負担増の影響を直に受け、長期入居が見込めなくなる可能性があります。

エネルギー効率の低いビルは事業運営費を抑えたいテナントにとって魅力を欠き、今後ますますテナントの確保が難しくなる可能性も考えられます。

 

さらに、テクノロジーの進化に対応していない古びた設備は、現代の企業が求めるビジネス環境に適さない場合があります。

ハイテクな環境を求めるテナントにとって、古い配線や通信設備は業務の効率を低下させる要因となりかねません。

加えて、快適性も大きな懸念事項です。古い冷暖房システムに多い、「効きすぎる」「効かない」といった空調の問題、また換気設備の不具合は、従業員の働きやすさを損ない、生産性の低下に繋がる可能性があります。

これらの課題は、単なる築古化の問題だけでなく、入居するテナントに対して大きな影響を持っています。

 

では次に、スマートテクノロジーの導入がどのようにこれらの課題に対処できるのか、具体的に見ていきましょう。

スマートハウスがもたらす築古ビルへのメリット

スマートハウスとは、現代のテクノロジーを駆使してビル内の様々な設備やシステムを自動制御し、効率的かつ快適な運用を実現するコンセプトです。具体的には、以下のような仕組みやテクノロジーが含まれます。

 

  1. 自動制御システム

スマートハウスでは、照明、空調、電力制御などの設備が自動制御されます。センサーやタイマーを活用して、必要な時に適切な設定が行われ、無駄なエネルギー消費が削減されます。例えば、空き室には自動的に電灯が消灯するような仕組みが挙げられます。

 

  1. エネルギー管理システム (EMS)

スマートハウスでは、エネルギー使用量や電力消費の傾向をタブレットやモニターなどからリアルタイムでチェックできるシステムが導入されます。

これにより、どの設備がどれだけのエネルギーを使用しているかを把握し、最適なエネルギー削減策を講じることができます。

 

  1. リモート制御

スマートハウスは、スマートフォンやタブレットを介してリモートで制御できます。

営業開始時間に合わせてスマホからエアコンや照明を操作するなど、簡単な操作であらかじめ快適な環境を整えておくことができます。

 

このように、スマートハウスの導入によるメリットは多岐にわたります。

エネルギー効率の向上による運用コストの削減、快適な環境の提供によるテナントの満足度向上、そして先進的なテクノロジー環境によるビルの競争力向上などが挙げられます。次に、具体的なスマートハウス導入のステップとその成功事例について深堀してみましょう。

スマートハウス化 4つのステップ

スマートハウスの導入は、築古ビルの再生において有望な解決策ですが、実際に取り入れる際には計画的なステップが必要です。ここでは、スマートハウス導入の具体的なステップをご紹介しますので参考になさってください。

 

 

  1. 評価と計画

まず初めに、ビルの現状を評価しましょう。ご自身のビルをスマートハウス化でテナントを誘致するにあたり、どのようなスマートテクノロジーが適切かを検討します。

蓄電体制、照明、温度制御、セキュリティシステム、入退出機能、など、優先すべき領域を特定し、導入の計画を立てましょう。

 

  1. 導入機器・サービスの選定

スマートハウス導入にはそれぞれの分野における適切な設備の選定が大切です。

信頼性の高い製品・サービスを選定し、予算とともに安心して導入できる環境を整えましょう。

 

  1. 導入とテスト

「2.」で選定したスマートテクノロジーを実際に導入し、設定や連携の作業を進めます。

その後、システムをテストし正しく動作することを確認しましょう。

 

  1. 入居募集時の徹底アピール

導入されているスマートハウスの各システムについて、物件の売りポイントとしてテナント募集の際に強くアピールしていきましょう。また、内覧時にはシステムの内容と共に簡単な使い方のレクチャーも行い、そのメリットを入居希望の企業に伝えることを積極的に行いましょう。
スマートハウスの導入についての簡単な資料をパンフレット形式で用意するのも効果的です。

 

 

スマートハウス導入は、綿密な計画と協力が必要ですが、その努力は築古ビルの価値向上と持続可能な運用に繋がります。成功事例を参考にしながら、計画を進めていくことが大切です。

まとめ

築古ビルに対するスマートハウス化は、新築には対抗できない素材(建物)としての古さを払拭し未来を変える策となります。

テナントにとって、電力消費の抑制や効率化、そしてそれに関わる数々の負担減などは非常に大きなメリットですので、ビルのリノベーションはもちろん、今回ご紹介したスマートハウス化についても積極的に検討し入居需要を高めましょう!

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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