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コラム

台風シーズン到来!築古のアパートオーナーさんは早めの対策を!

2023.06.15

コラム

これからの夏から秋にかけ、台風が頻繁に発生する時期になりました。

築古のアパートオーナーさんは、建物の老朽化によって、大切な物件が台風被害を受けやすい可能性があります。

物件の資産価値を守り、そして入居者にとっても安心して生活してもらえる環境を整えるため、今回は築古のアパートオーナーさんに向けて、台風に備えた対策の奨めをご紹介します。

ぜひ、早めの対策をとっていきましょう。

台風に備えるための建物点検と補修工事の大切さ

築年数が経っているアパートは、建物の老朽化や劣化が進んでいる可能性が高く、台風などの自然災害に対する脆弱性も増しています。そこで、台風に備えるための建物点検と補修工事の重要性について考えてみましょう。

 

まず、築古のアパートの建物点検は「将来的」なトラブルを未然に防ぐため非常に大切です。

屋根や外壁のひび割れ、窓やドアのシーリングの劣化、損傷した雨樋などの建物の劣化部分は、台風のような激しい風や雨にさらされることで、雨漏りや浸水、最悪の場合住居の損壊など、大きな損傷へとつながることがあります。

早期点検によって傷んだ箇所や今後起こりうるリスクを特定し、適切な補修工事を行うことができれば、台風による被害を最小限に抑えることができるでしょう。

 

また、建物の点検と補修工事は、建物の資産価値を維持するためにも重要です。

築古のアパートでも、入居者にとって魅力的な住環境を提供することは可能です。建物がしっかりと補強され、安定した状態を保つことで、入居者は安心して生活できます。さらに、建物の価値を維持することは、将来的な売却や改築の際にもプラスの影響を与えます。築古のアパートであっても、定期的な点検と補強を通じて、資産価値を維持し、そして新たな資産価値の創造も可能になります。

 

そして台風に備えて点検・補修工事をする大きな目的は、入居者の安全な環境を確保することでもあります。台風などの自然災害に備え適切に点検と補修を行うことで、入居者の安全性を向上させましょう。

築古アパートの台風対策 ポイントは「雨」「風」

築古のアパートでまず警戒すべきなのが「雨漏り」と「風による破損」のリスク。

台風などの激しい雨によって、屋根や外壁の劣化部分から雨水が入り込み、雨漏りが発生する可能性があります。また、窓やドアの耐風性も低く、強風によって破損することもあります。

 

そこで今回は、築古アパートの台風に備えるポイントとして「雨漏り対策」と「窓・ドアの補強方法」について考えてみたいと思います。

 

まず、雨漏り対策としては、外壁や屋根の塗装が重要です。劣化した塗装は防水性を失い、雨水の浸入を招く可能性があります。定期的な再塗装や修繕によって、建物を保護し雨漏りを防ぐことに重点を置きましょう。

また、屋上やバルコニーの防水塗装も重要です。屋根・外壁同様に防水塗装によって雨水の浸透を防ぎ、建物の耐久性を高めることができます。

 

さらに、窓やドアの補強も検討したいところ。

古いアパートの窓ガラスは耐風性が低く、台風などの強風によってガラスが割れたり破損することがあります。耐風性の高い窓ガラスへの交換は、建物と入居者の安全を確保するために重要です。

また、シャッターの設置も効果的です。シャッターは、強風や突風による衝撃から窓やドアを守るだけでなく、雨水の侵入を防ぎ、飛来物の衝突からの安全性を高めます。

 

このように、築後年数が経っている建物の場合は雨漏りのリスクが高いことを認識し、建物の修繕や防災につながる設備の設置に積極的に取り組むべきではないでしょうか。

浸水対策と緊急時の避難計画の共有も大切です

台風による浸水被害は近年多く発生しており、アパートの立地によっては河川氾濫や豪雨による水害への備えも必要です。ここでは、台風による浸水対策と避難計画の重要性について考えてみましょう。

 

まず、浸水対策として、止水版を設置することが有効です。

止水版は道路冠水時の水の侵入を防ぎ、建物内部を守る役割を果たします。また、土嚢を常備しておくことも重要です。土嚢は緊急時に応急対処として使用でき、浸水の被害を最小限に抑えるのに役立ちます。

これらの2つの対策は、入居者の安全確保に繋がるとともに建物を浸水の被害から守るための対策です。

いつ何時予期せぬ水害の被害に遭うか分かりません。できる限りの備えを行っておくことで、いざという時に被害を軽減できるものです。

ぜひ、早めの対処を行いましょう。

 

また、避難計画を策定し入居者へ情報提供することも大切です。

ここで注目したいのが『ハザードマップ』です。ハザードマップは、災害が発生した場合の危険な箇所や避難場所などをまとめたものです。

基本的に住居があるエリアの市区町村が作成しており、洪水や土砂災害などの危険箇所を示し、避難ルートや避難場所などの情報をまとめています。

物件の入居者にハザードマップを共有し、万が一の避難に役立てられるよう認知を促しておくこともオーナーとしてできることの一つです。

 

浸水対策と避難計画の重要性は、築古のアパートにおいて特に重要です。浸水被害を最小限に抑え、入居者の安全を守るために、アパートオーナーさんは積極的な対策と情報提供を行いましょう。

まとめ

築古のアパートオーナーさんにとって、台風シーズンに備えた建物点検と補修はとても大切な内容です。

台風シーズンに向けて、建物の安全と入居者の安全・安心を守るために、早めの行動が求められます。できるところから今こそ行動を起こしましょう

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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