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コラム

築古ビル再生: 建替えではなく「リノベーション」で新たな価値を

2023.06.20

コラム

現在、都内に多い築古ビル。オフィス街にある中小ビルの多くは築後20~30年と、年数が経っているものが多いのが現状です。

そこでこちらでは、築古ビルは建替えではなく「リノベーション」することが収益化の鍵となることについて解説をしていきます。

古いままではなかなかテナント・入居者が見つからないのが実情ですが、ビルの雰囲気を活かしたおしゃれなリノベーションはなかなか人気があるんです。

今人気のおすすめのリノベーションテイストもご紹介していきますので、ぜひ今後のビル再生・収益化の参考になさってください。

築古ビルの収益化には「リノベーション」がおすすめ

築古ビルの収益化にはなぜ「リノベーション」がおすすめなのか、その理由をこちらのコラムでご紹介したいと思います。

 

まず考えたいのが、「費用対効果」の部分です。

築古ビルを解体し、新たに建て替えるとなると、ビル一棟新築の建設費として相当な費用がかかります。

しかし、リノベーションは既存の建物の躯体を再利用するため、建替えに比べてはるかに費用を抑えることができます。それにより出費を抑え、その後の収益をより上げることができる可能性があります。

 

さらに、リノベーションは築古ビルならではの魅力を活かすことができるという点です。

2~30年前に建てられた建物は、現代の新築ビルにはない素材や空間・雰囲気を持ち合わせています。

その年代を感じる独特な雰囲気を生かしたおしゃれなリノベーションは、テナントや顧客にとって魅力的な要素となります。

築古ビルならではの特徴を生かしたリノベーションは、他のビルとの差別化につながるでしょう。

 

そして、リノベーションは『今あるものを大切にする』という姿勢や、『環境への配慮』という点もリノベーションの特徴です。

持続可能な社会の実現が注目されている今、建物を“より永く活用”していくことは環境にも配慮した選択となります。

ビルの解体には大量の資材廃棄、そしてその処理に係る膨大なエネルギー消費が伴います。

リノベーションは既存の資源を活かすこと、また、エネルギー効率を考慮した設備や照明の改善、再生可能エネルギーの導入など、持続可能性を重視したリノベーションによって持続可能な社会への貢献も可能なのです。

築古ビル再生 おしゃれリノベーション ~武骨な躯体と配管も活かしたブルックリンテイスト~

築古ビルのリノベーションは、一般的に内部を大きく解体してスケルトンの状態にすることから始まります。

一般的なオフィスリノベーションでは、床を組み直し、壁材・天井を新たに貼り付け、箱=室内空間を整えますが、歴史を感じさせる築古ビルのリノベーションにおすすめなのは、躯体そのものの材質を活かしたリノベーションです。

スケルトンの状態にしたら、壁・配管を全て隠すのではなく、逆に躯体のコンクリート面を活かした武骨な仕上げがおすすめです。

 

そのような空間にぴったりなのが、ニューヨークやブルックリンに多い、ヴィンテージ感を感じるテイストのリノベーション。

まず、壁面や床には、レンガやタイルなどの自然素材を使用し、ニューヨークの街並みを再現しましょう。

レンガの風合いやタイルのパターンが、アンティークで温かみのある雰囲気を醸し出します。

また、照明にはインダストリアルなデザインの照明器具を取り入れることで、ヴィンテージ感を演出します。

ガラス電球やメタルカバーの照明は、武骨さとモダンさを兼ね備えた印象を与えます。

 

さらに、家具やアクセントには、レトロなアイテムやヴィンテージのデザインを取り入れましょう。レザーソファやアンティーク家具、工業系のスチール家具などが、クラシックでありながらモダンな雰囲気を演出します。

築古ビル再生 おしゃれリノベーション ~コンクリートとナチュラルグリーン&木の素材の融合~

一見正反対に思える、無機質なコンクリートとグリーン(観葉植物)、ナチュラルな木の素材の融合は、実はとてもおしゃれで、心地よい空間を創り出す魅力的なリノベーションテイストです。

 

スケルトン状態にした床・壁部のコンクリートの質感や色合いは無駄のないシンプルさがインテリアを引き立てる無限大の魅力を秘めています。

コンクリートの仕上げには、必要に応じてポリッシュ加工や塗装を施すことで、実用性と耐久性のアップが叶うためおすすめです。

 

次に、バランス良くグリーンや観葉植物を配置しましょう。

コンクリートとの対比で、自然の植物が持つ生命感が空間と心地よさをもたらします。

壁面やスペースの隅に立てかけたり、ダクトレールから吊り下げたりすることで、空間にアクセントを与えることができます。

また、壁面を使ったウォールガーデンなど、グリーンを強調して際立たせるインテリアもおすすめです。

 

さらに、ポイントで自然な木の素材を取り入れましょう。

木の温もりや自然な風合いは温かみとリラックス感を演出します。

床材や天井材として無垢材や合板材、パネル材の使用や、木製のスツール・キャビネットなどの家具やオブジェを配置することで、武骨なコンクリートとグリーンの調和をさらに彩ります。

 

このようなテイストのリノベーションは飽きが来ないため、長期入居というメリットも生み出します。シンプルかつ落ち着きのある空間を好むテナントや入居者にとって非常に魅力的なデザインです。

まとめ

築古ビルの運営は、長期視点での収益化を考慮して対応をしていく必要があります。

ビルの傷み・劣化がひどくなる前に計画を立てることで、色々な方向から可能性を探ることが出来ますので、たくさんある選択肢の中からご自身のビルの運営にぴったりくる施策で検討をしていきましょう。

今回のビル再生リノベーションのコラムが参考になれば幸いです。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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