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コラム

~外壁塗装ガイド~ 外壁塗装の必要性、塗装の種類や費用目安を知っておこう

2023.05.31

コラム

建物の外観と耐久性を保つために欠かせない外壁塗装。特に築年数が経っているビルにおいては、建物の維持・保護のため適切な外壁塗装は非常に重な要素です。

今回のコラムでは、外壁塗装の必要性や適切な塗り替え時期、塗装の種類や費用目安についてご紹介していきます。

空室リスクの回避、そして建物の資産価値維持につながる外壁塗装について一緒に考えていきましょう。

外壁塗装の重要性を理解しましょう

外壁塗装は、建物の美観を保つだけでなく、建物を守るために重要な役割を果たしています。

風や雨、紫外線、チリや砂埃などの汚れから保護し、耐久性を高め建物の資産価値の維持にも関わります。

外壁は建物の最も外側に位置し、さまざまな気象条件や外部要因からのダメージを受けやすい部分です。こうした環境要素にさらされると、外壁にはひび割れや剥がれ、腐食、色あせなどのトラブルが生じます。

 

外壁塗装はこれらの損傷を防ぐために定期的に塗り直しをする必要もあり、防水性や耐久性のある塗料は、雨水の浸入や湿気から建物を守り、腐食や劣化を防止します。

さらに、紫外線からの保護も重要です。

太陽の紫外線は塗膜を劣化させ、外壁の色褪せや剥がれを引き起こす可能性があります。適切な塗装によって、紫外線からのダメージを軽減し、建物の美観を長期間維持することができます。

 

また、外壁の状態は、建物の印象や魅力を左右します。

丁寧に塗装され美しさが保たれた外観は、賃貸物件の入居者を募集する上でプラスの影響を与えます。逆に、築年数が経ち汚れや劣化が目立つ外壁は入居者意欲を減少させてしまう可能性があります。

定期的な外壁塗装は、空室リスクを回避し、建物の資産価値を維持する重要な要素となりますので、築古物件のオーナーとしては必ず対応すべき対策であると言えるでしょう。

 

では次の目次では、適切な塗り替え時期について詳しく探っていきましょう。

適切な塗り替えのタイミングはいつ?

前の目次でお伝えしたように、外壁塗装は建物の保護と美観を維持する重要な役割を果たします。

その上で、塗り替えが必要な合図を見逃さずに把握することは非常に大切です。

 

~こんな状態は塗り替えの合図?~

外壁にひび割れや剥がれ、色あせが見られる場合は塗り替えが必要です。

また、サビや腐食も早急な対処が必要です。外壁の色褪せや塗膜のツヤの喪失、汚れやカビの増加も塗り替えのタイミングを示す要素です。

これらのサインを放置してしまうと、建物の躯体や建物内部に塗膜の劣化から雨水などが侵入し雨漏りや漏水を引き起こします。

漏水は建物の劣化を早め重大な被害を引き起こしますので、最新の注意を払い、定期的な点検を行うことをおすすめします。

 

■外壁塗装の頻度とタイミング:ビルのメンテナンススケジュールのポイント

 

外壁塗装の頻度は建物の種類やその土地の気候条件によっても異なりますが、一般的に、木造住宅では10年から15年ごとの塗り替えが推奨され、鉄骨やコンクリート造の建物では15年から20年程度が一般的です。ただし、これはあくまで目安であり、外壁の状態や使用されている塗料の品質によっても違いが出る場合があります。

ご自身では劣化の進行具合を判断し塗り替えの必要性を判断することは難しいものです。

例えば5年ごとなど、定期的な点検によって専門家のアドバイスを受けることで、適切な塗り替え時期を見極めることが大切です。

 

なお、ビル・マンションの場合の外壁塗装は、大規模修繕と併せて行われることが一般的です。

その理由として、外壁塗装や大規模修繕を行う際は、建物に足場を組む必要があります。足場を組むにも費用が掛かりますので、その負担を大規模修繕時にその他工事と併せて一度に済ませられれば、はオーナー様にとって金銭的負担が少なくなり、そして入居者にとっては快適性を損なう期間を極力抑えられ、双方にとって好都合であることが挙げられます。

 

外壁の塗り替えの必要性を適切なタイミングを把握し、ビルのメンテナンススケジュールに組み込むことは不動産運営において非常に重要なポイントです。ぜひ長期的な目線で建物の資産価値維持に向けたプランニングを始めましょう。

外壁塗装の種類と費用目安

・外壁塗装の種類と特徴

外壁塗装にはさまざまな種類があります。代表的な種類として、シリコン塗料、アクリル塗料、ウレタン塗料、フッ素塗料、セラミック塗料、などたくさんの種類があります。
それぞれの塗料には異なる特徴があり、目的や予算に応じて選ぶことをおすすめします。

<シリコン塗料>
費用対効果が高いく現在主流の塗料です。撥水性・防汚性も高く塗りたてのキレイさを維持しやすく、またさまざまな塗面に適しており重宝されています。
2,500~3,000円/1㎡
<アクリル塗料>
最もコストパフォーマンスが高いと言われている塗料です。カラーバリエーションの豊富さも特徴ですが、耐用年数が短い(5~7年程)といったデメリットがあります。
*1,500円前後/1㎡

<ウレタン塗料>
アクリルに次いでは耐候性に優れ、光沢感のある仕上がりが特徴です。外壁の状態や目的に応じて適切な塗料を選ぶことが重要です。
*2000円前後/1㎡

<フッ素塗料>
高い耐久性を持つグレードの高い塗料で、耐用年数は20年程。親水性によって自然に汚れが落ちやすい特徴があり、ビルやマンションなどの建物に向いています。
4,000円~5,000円/1㎡

<セラミック塗料>
他の塗料に比べ遮熱・断熱効果のある塗料です。樹脂にセラミックビーズや砂利・砂などが混ぜ込まれており、樹脂に混合されている材質の違いによって金額にも差が出てきます。耐用年数も、樹脂の質により異なり、おおよそ10年~20年程と言われています。

・外壁塗装の費用とコストパフォーマンスのバランス

外壁塗装の費用は、建物の大きさや塗料の種類によって異なります。
価格帯の低い塗料を選ぶことで工事費用を抑えることも可能ですが、耐久性やメンテナンスの面でのコストを考慮する必要があります。コストパフォーマンスを考えながら、長期的な視点でのバランスを取ることが重要です。

外壁塗装は建物の保護と美観を維持する重要な要素です。

適切な塗り替え時期の把握や適切な塗料の選択、費用とコストパフォーマンスのバランスを考慮することを念頭に、専門家のアドバイスを受けながら、建物の状態に合わせた外壁塗装を計画しましょう。

外壁塗装は建物の耐久性や経済的価値維持に直結し、空室リスクの回避にもつながります。建物の資産価値を守り、美しい外観を保つために、外壁塗装の重要性を理解し、積極的なメンテナンスに取り組んでいきましょう。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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