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コラム

古ビルの魅力を引き出すビジネスアイデア その1

2023.06.05

コラム

築後年数が経過した「古ビル」は、空老朽化に伴う空室リスクにさらされています。

しかし、新築ビルとの差別化を計ることにより魅力的なビジネスチャンスとして活用することも可能です。

今回のこちらのコラムでは、古ビルの独自の雰囲気と価値を活かしながら空室対策につなげるためのアイデアを3つに絞ってご紹介したいと思います。

外コワーキングスペース:古ビルの独特な雰囲気を生かした収益化の魅力

古ビルのコワーキングスペースは、築古ビルならではの魅力と歴史的な価値を生かした収益化の魅力を持っています。古い建物の独特な雰囲気は、ユーザーにとって魅力的な働きやすい環境を提供する一方、オーナーにとっては空室対策や新築ビルとの差別化につながります。

 

成功事例として、ある築古ビルがコワーキングスペースとしてリノベーションされ、短期間で満室となったケースがあります。このビルは、歴史的な建物の価値を最大限に引き出しながら、現代の働き方に適したモダンなオフィス環境を提供しています。ユーザーは、古ビルの独自の魅力に惹かれながら、クリエイティブな共同作業スペースや快適な会議室を利用し、新たなアイデアの創出や交流を楽しんでいます。

 

古ビルのコワーキングスペースは、新築ビルとは異なる差別化要素となり得ます。ユーザーは個性的なオフィス空間や特別な体験を求めており、古ビルはその要求に応えることができます。石造りの壁や美しい窓、天井の高さなど、古ビルならではの建物の特徴を活かしながら、ユニークなオフィス空間を提供することができます。

 

さらに、古ビルのコワーキングスペースはオーナーにとっても魅力的な収益化の手段です。空室対策としてだけでなく、古ビルの魅力を活かして賃料を引き上げることも可能です。また、ビル全体の価値を向上させることで、将来的な資産価値の増大にもつながります。

 

古ビルのコワーキングスペースは、築古ビルのメリットを最大限に活かし、ユーザーにとって魅力的な働き場所を提供するだけでなく、オーナーにとっても収益化の新たな可能性を開拓するビジネスモデルです。古ビルのポテンシャルを最大限に引き出し、ビジネスの成功に貢献することで、築古ビルの魅力を最大限に引き出しましょう。

レストラン・カフェ:古ビルの特徴を活かしたレストランやカフェの魅力と運営のポイント

築古ビルは、その独特な内装やデザインが、レストランやカフェなどの飲食ビジネスにおいて大きな魅力となり得ます。古い建物が持つ趣や味わいを生かし、築古不動産オーナーはレストラン誘致においてメリットを見出すことができます。

以下では、具体的な例と改修アドバイスを交えながら、築古ビルの魅力を最大限に引き出す方法を考えてみましょう。

 

築古ビルの内装やデザインは、特定のジャンルの料理に向いている場合があります。例えば、石造りの壁や木製の柱を生かした和食レストランや、レンガの壁やメタルアクセントを取り入れた洋食レストランなどが考えられます。建物自体が持つ趣や味わい深い雰囲気を活かし、料理のテーマと一体化させることで、ゲストに特別な食体験を提供できます。

 

改修アドバイスとしては、築古ビルの素材やデザイン要素を活かしたリノベーションが重要です。例えば、古い石造りの壁を見せるようなデザインや、木製の床や天井の露出、アンティーク家具の導入などが考えられます。また、自然光を取り入れる大きな窓や、中庭やテラスの設置によって、開放的な空間を演出することも効果的です。

 

さらに、築古ビルのレストランやカフェは、特定の産地の食材にこだわったメニューを展開するようなテナントの誘致がおすすめです。

農産物や海産物を特定のエリアのご当地メニューや古くから伝わる伝統料理といった付加価値でレストランの魅力を一層引き出し、お店を訪れた方に特別な空間と食の体験を提供できます。

「また来たい!」と思ってもらえるお店になれば、オーナー様にとってもテナントの長期入居の確保にもつながりますので、テナント選びは慎重に行いましょう。

アートギャラリー・イベントスペースとしての活用

古ビルが持つ歴史的な価値を活かしたアートギャラリーやイベントスペースは、独自の魅力が収益性につながる可能性を秘めています。

古ビルは、その武骨な雰囲気やシンプルでモダンな建築の特徴が、様々なジャンルのアートにぴったりとマッチします。

例えば、現代アートやコンテンポラリーアート、写真展などは古ビルの独特な空間に置く事で一層魅力が増すことがあります。

コンクリート打ちの古い壁面や天井、アーケードなどのディテールは、アート作品の魅力と一体になってより一層の深みを与えることができます。

 

魅力的なアートスペースとして提供するためには、内装のレイアウト、デザイン、仕様に注意が必要です。

まず、展示スペースのレイアウトは、作品の展示効果を最大限に引き出せる自由度の高いスペース創りを心掛けましょう。

また、照明設備も大切なポイントです。照明環境を整えることで、作品の色彩や質感をより鮮明にし、一層効果的に作品を演出することができます。

 

このように、古ビルの建物の特徴を生かしたオリジナリティあふれる空間デザインと、そのテーマに合うアートとの組み合わせは相乗効果をもたらします。

定例の展示会や個展などを開催している作家さんや団体の場合、その場所を気に入ってもらうことができればまた次の機会も同じ場所で開催してもらえる可能性はグッと高まりますので、収益性アップにもつながるおすすめの活用方法です。

まとめ

築古ビルの魅力を活かしたビジネスアイデアは今回ご紹介した3つのアイデアだけにとどまりません。

今までの運用ではなかなか入居者が集まらなくなってきた時は、思い切って全く違う方向での活用を検討してみると、思いがけないニーズにマッチしていることに気付くことがあるかもしれません。

ご自身のビルの特徴を生かした改修やデザインに注力し、マーケティング戦略を練りながら、オーナーとして築古ビルの魅力を最大限に引き出し、収益化を実現しましょう。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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