株式会社イエスリフォーム
東京都中央区日本橋久松町13-1

TEL.0120-616-016

受付時間:平日9:00〜18:00

コラム

コロナ渦における賃貸ニーズの変化

2022.10.25

コラム

2020年に始まった新型コロナウイルスの感染拡大。

少なからず、その影響を受けたオーナー様もいらっしゃると思います。

ライフ・ワークスタイルの変化は当然のことながら、人々の生活に密接に関わる「住=住まい」へもつながり、賃貸市場においても物件に求められるもの(ニーズ)が変わってきています。

 

今回は、コロナ渦での賃貸ニーズについてご紹介していきますので、今後の賃貸経営にお役立ていただけたらと思います。

賃貸ニーズ コロナ渦で変わったことって一体?

外出の自粛要請やテレワークの導入、そして中には、感染により自宅療養を余儀なくされた場合、など。

これらを通して家で過ごす時間が格段に増えた昨今の新型コロナウイルスの感染は、日常に大きな変化をもたらし、生活環境や住環境を見直すきっかけになりました。

 

■住環境に求めるもの

・住まいであり仕事場である、それを可能にする間取り

時には仕事場として、そして何かあったときには、単身住まいではない場合に一人で過ごせるスペースにもできるような「余分なスペース」を求める傾向が強まっています。

たとえ2畳程の小スペースであっても、その時々で自由に使えるスペースがあるとないでは快適性に大きな違いがでます。

 

・駅から多少離れていても、広さがほしい

今までは物件を選ぶ際に優先されてきた「駅近」「通勤時間」が、公共交通機関の利用減少も影響して、順位が下がってきているようです。

テレワークの導入により毎日の通勤の必要性がなくなりつつある現在は、多少アクセスが不便でも広さにゆとりのある物件の人気が高まってきています。

 

・できるだけ他者との「接触」を避けたい そのための共用設備

例えば「宅配ボックス」ですが、他者との接触を避けしても活用できます。費用はあまりかからずリースで設置できる方法もあります。マンションやアパートでも設置可能であり、入居者が「付いていてよかった」と喜ぶアイテムにもなっています。

 

・インターネット環境の充実

インターネット環境については常に一定のニーズがありますが、テレワークの導入、オンライン会議、また、オンライン講座のようにインターネットを介して提供されるサービスがとても増える中、回線が引かれているだけではなく、回線の速度を気にする入居者も増えています。

また、以前は「インターネット無料」が人気でしたが、現在は“速度が遅くて無料”よりも、入居者が“少し払っても早い回線”が好まれるようです。

 

このように、コロナ渦では賃貸物件を探す入居者ニーズに大きな変化が出ています。

 

そして次の目次で、実際にどのようなお部屋が人気なのかをご紹介しますので、ぜひご自身の賃貸物件に活かしてみてくださいね。

コロナ渦ではこんなお部屋が人気 その1 テレワークスペース

在宅での勤務、テレワークが一気に普及し、今までは仕事をする場所ではなかった自宅にワークスペースを確保することが必要になる方が増え、テレワーク用スペースがある物件が人気です。

 

今までは、単身住まいの場合はワンルームや1Kなどが一般的な間取りとして選ばれていましたが、現在は単身住まいでも1LDKや2K、2LDKといった、広さのある物件を探している方が増え、余裕が生まれたスペースは、ワークスペースとして使用されています。

 

ワークスペースは、1部屋として区切られた独立の部屋である必要はなく、造作デスクをあらかじめ設置しておくだけでもかなり有効です。

入居後に自分でデスクを買うとなると、デスクを買う費用が必要になりますが、あらかじめ造作デスクがあれば、入居者がデスクを購入せずすぐにテレワークが快適に行えます。

 

そしてプラスαポイントとして、造作デスクの近くに電源も置く事。

既存の電源が近くに無い場合は、できれば増設して設置できるとなお入居者にとって使い勝手がよく、物件選びの再のポイントがアップするはずです。

 

広さの確保ためには、今ある部屋を統合して、一つの部屋の広さを十分に確保することもおすすめです。

コロナ渦ではこんなお部屋が人気 その2 省エネ

在宅時間が長くなることで発生する一つが、光熱費の増加です。

主に電気代の影響が大きく、夏・冬に多く利用されるエアコンや、照明の電気代が影響します。

 

これに対応する大掛かりな改修としては、全体的に断熱性能・気密性の高い壁・窓に変更をすることが本来は望ましいのですが、これらの工事は入居中に行うことはほぼ不可能です。

 

そこで、入居中でも可能なハードルが低い設備面の対策としては、

・エアコン →省エネ性の高い機種にする

・照明 →LEDに変える

・トイレ →流す水量が少ないタイプのトイレ

・シャワーヘッド →節水型シャワーヘッド

 

このように、大規模な改修による省エネ対策や、身近にできそうな省エネ対策が数多くあります。

 

コロナ渦がいつまで続くか不透明な部分もありますが、省エネ対策はコロナ渦かどうかに関わらず、入居者にとってメリットの高い付加価値ですので、積極的に対応を進めていくことで新しいニーズを持つ顧客層へと働きかけていきましょう。

コロナ渦において多くの変化が生じたライフスタイルに沿って賃貸物件を改修していくことで、空室対策、そして新たな顧客層の開拓につながっていきます。

費用が掛かるもの、掛からないもの、その判断にはある程度長期の計画も必要となってきます。

 

現在空室が長期化している、また、ビルが古くなってきていることも気になっている、というオーナー様がいらっしゃいましたら、「ビル再生サービス」のご利用をぜひご検討ください。

サービスの詳細についてはお気軽に当社までお問い合わせください。

 

サービス詳細はコチラ!

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
SNSも更新しています!ぜひご覧ください!

古いビルの再生リノベーションならイエスリフォームにお任せください!

株式会社イエスリフォーム

  • 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町13-1
  • TEL:0120-616-016 FAX:03-6667-0782

関連記事