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コラム

空室解消のためのリフォームポイント

2022.05.10

コラム

空室解消のためのリフォームは、方向性を変えた大きな改修が必要なケースもありますが、現在の賃貸状況や建物の状況から、かならずしもそうではない事もあります。

 

今回は、効果的なリフォームの参考となるよう、ポイントを絞ってリフォームの中身をご紹介したいと思います。

空室解消リフォーム ~内装編~

■クロスの貼り替え

「クロスの貼り替え」はリフォームの中でも一番身近で、室内が一気に明るくなります。

一面だけ柄物や違う色のアクセントクロスを貼ることで一気にオシャレな空間に仕上がります。

 

 

 

 

■床の貼り替え

同じフローリングでも、板幅の広さや色味で室内の印象が全く違うものになるのがフローリングです。

一時期のフローリングに比べ、今主流となっているフローリングは幅が広めで、色味も白に近い色味や柔らかなスモーキー色が多い傾向にあります。

 

 

 

 

■シート張り替え

部屋のドアや、キッチン収納・洗面台収納の扉など、経年劣化により表面がはがれてきたり、見た目に古さが目立つようになりますが、機能的には十分まだ使用することができ、取り外して新しいものに全面交換をするほどでもない事が多いです。

その場合は、「表装リフォーム」と呼ばれる、再塗装や表面に新たにシートを貼ることで見た目をキレイによみがえらせることができます。

 

 

 

 

■押し入れからクローゼットへ■

奥行きがあり収納力抜群の押し入れも、襖や引き違いのままでは見た目の古さを感じてしまいます。

そこで、中間の棚板を外しクローゼットに変更することで一気に今の生活スタイルに合った収納スタイルが手に入ります。

 

 

 

 

■壁の有効活用

賃貸に多い、ワンルーム~2DKでは、部屋をできる限り広く使うために、あまり収納家具を置きたくないという方が多くいらっしゃいます。

そこで、収納力アップと見た目の良さも兼ね備えたリフォーム手段として

 

①壁に取り付ける飾り棚(ウォールシェルフ)

②有孔ボードを使った収納

 

など、壁を有効活用することがおススメです。

 

オシャレで収納力不足解消もできるこのような一工夫が施された物件は、同じような条件の物件で簡単に“差別化”を図ることができ、物件を選ぶ時のプラスポイントになるはずです。

 

空室解消リフォーム ~設備編~

■モニターフォン

現在はモニター付きのインターフォン(モニターフォン)の設置が賃貸物件でも増えてきています。

セキュリティ対策としての標準装備がこれからは必要になっていくと思われます。

 

 

 

 

■水栓交換

まず、洗面所やキッチンに多い水栓(混合栓)を2種類ご紹介します。

 

・ダブルハンドル混合栓

お湯と水それぞれのハンドル(ノブ)があり、この2つのハンドル回すことで水温と水量を調節する水栓

 

・シングルレバー混合栓

現在主流となっている、レバーの左右操作で水温を調整し、上げ下げで水量調整をするタイプの水栓

 

ダブルハンドル混合栓は、比較的古いタイプの洗面台やキッチンに多く使われています。

使用頻度が高い場所ほど、シングルレバー混合栓に交換することで利便性がアップしプラスポイントになります。

 

 

 

 

■洗面台から洗面化粧台への交換

特に女性にとっては、賃貸物件を決める際に「水廻りの設備」を気にする方は非常に多いです。

洗顔・歯磨きといった最低限の身だしなみ用の洗面台ではなく、シャンプーや化粧が一通り済ませられる「洗面化粧台」を設置することは、現在の設備リフォームには必須といっても良いでしょう。

 

賃貸物件に最適な幅75㎝程度の小さめサイズでも、コンセントや照明付きで、収納部分も充実している製品も多く、手軽に導入できます。

 

 

 

 

■ユニットバスの分離

ワンルームのアパート・マンションでよく見られる、「トイレ」「お風呂(浴槽)」「洗面」が一体の3点ユニットバス。

以前は、和式住居が多くある中では先進的なイメージもありましたが、現在は洋式住居の普及から、「バス・トイレ別」を希望条件として挙げる方が非常に多い傾向にあります。

 

分離するためには、ある程度レイアウト調整をする必要もありますが、それぞれ十分なスペースが取れなくても、集客の観点からはバストイレを別々にする価値は非常に大きいと思われます。

 

空室解消リフォーム ~和室リフォーム編~

築年数が経っている物件の多くは、間取りに1部屋は和室があるのではないでしょうか。

 

以前は、畳の部屋で座卓で食事をし、布団を敷いて寝るといった生活が日本の生活スタイルでしたが、徐々に欧米化の流れを受け、洋室での生活が大半になってきました。

 

そこで現在のリフォームで多いのが、和室を洋室に変えるリフォームです。

 

リフォームと言っても、全体的に和室を洋室にガラっと変えるリフォームもあれば、和室のままで、壁材(クロス)・建具・畳を交換し、年代を感じる和室からモダンな和室への改装リフォームという選択肢もあります、

 

ただ、畳自体も決して安い部材ではなく、和室よりも洋室を希望する入居者が確実に多いといった時代背景もあるため、空室解消を目的としたリフォームには和室から洋室へのリフォームが適しています。

 

 

■ 和室から洋室へのリフォーム 主な内容

 1. 床の貼り替え 畳からフローリングへ

 2. 壁・天井周りをクロスに貼り替える

 3. 収納リフォーム 押し入れ→クローゼットタイプに変更

 4. 照明や建具の交換

 

といった内容が主なリフォーム内容となります。

 

 

~「3.」の収納リフォーム~

押し入れの段の仕切りを取り去い、内部をクロス貼りし、パイプハンガーを取り付けて完全なクローゼットにすることができます。

あまり予算を掛けたくない場合は、押し入れの内部はそのまま残し、襖を折れ戸に変更するだけでも押し入れの収納力を保ったまま洋室感を出すことができます。

 

~「4.」の照明や建具の交換~

・照明

和室も洋室も、天井の配線器具は同じです。

照明器具自体が和室に合わせたデザインなのか、洋室に合わせたデザインなのかで一気に雰囲気が変わりますが、照明器具は入居者自身が準備をすることが多いのであまりオーナー様の負担にはならないでしょう。

 

・建具

部屋の出入口が襖の場合は、洋風の引き戸にしたり、開き戸の場合も、素材が襖素材の場合は洋室に合わせた合板の建具へのリフォームを併せて行います。

 

まとめ

以上のように、空室解消に向けたリフォームは、全体的に大きくリフォーム・改修を行う場合もあれば、状況に応じてポイントを絞ってリフォームを行うケースもあります。

 

リフォーム内容が大掛かりで広範囲になるほど費用も多くかかるのは当然のことながら、空室が目立ち、全体的に古さが目立つ場合は、しっかりとリフォームを行い、空室解消対策をすることが必要になってきます。

 

費用面でのお悩みから、リフォームに一歩足を踏み出せないというオーナー様のお役に立つため、弊社では、“オーナー様負担0円”の『ビル再生リフォームサービス』を展開しております。

 

物件が古くなり空室が多くなってきた・・・

物件をキレイにリフォームしたいけどリフォームに掛けられるお金が無い・・・

お金を出してリフォームしても入居者が入らなかったら無駄になってしまう・・・

 

そうお考えのオーナー様、ぜひ一度イエスリフォームのビル再生サービスをご検討ください。

お問い合わせをお待ちしております。

 

 

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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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