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ビルの外壁塗装について知りたい! ~メリット・費用目安・注意点など~

2024.03.29

コラム

0円ビル改修サービスを展開しているイエスリフォームです。

今回のコラムは、ビルの外壁塗装に関する内容です。ビルの外壁塗装は、見た目を美しく保つだけでなく、建物を長持ちさせるために非常に大切であることはご存知かと思いますが、そのメリットや費用の目安、そして実施する際の注意点などはあまり知られていない部分もあります。

そのため、安心して賢く外壁塗装を進めるためのガイドとして色々と情報をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

ビルの外壁塗装のメリットと塗り替えの周期

~ビル外壁塗装のメリット~

ビルの外壁塗装は、ただ単に建物を美しく見せるだけではありません。多くのメリットがありますが、その一つが建物の耐久性を高めることです。

塗装は外壁を雨水や紫外線、汚染物質から守り、建材の劣化を遅らせ、これにより長期的なメンテナンスコストを抑えることにつながるのです。

また、外壁塗装は断熱性向上にもつながることをご存知ですか?

現在、「遮熱塗料」と呼ばれる、建物を温める近赤外線を反射する効果をもつ塗料が普及し、夏場の暑さ対策として取り入れられています。遮熱塗料によって断熱性がアップされることで冷房の効きがよくなり省エネ化が期待できます。

 

~塗り替えの周期目安~

外壁塗装の塗り替え周期は、使用されている塗料の種類やビルが建っている環境によって異なりますが、一般的には15年から20年に一度が好ましいとされています。

しかし、建物の立地条件や状態によっては、より頻繁なメンテナンスが必要になる場合もあります。

例えば、高い湿度の地域にあるビルや海が近くいエリアに建つビルは、湿気や塩害といった影響を受けやすいため、塗り替えの周期を短く設定することが推奨されます。

 

適切なタイミングでの外壁塗装は、ビルを長持ちさせるだけでなく資産価値の維持にも繋がります。

さらに、外壁塗装が劣化し外観の古さが目立つ建物は、入居を敬遠されてしまうことがあります。

外観がキレイに一新されることで、空室解消や入居促進に役立つという大きなメリットもあります。

ビルの外壁塗装 費用の目安

ビルの外壁塗装をする際に気になるのがその費用ですね。

一体いくらぐらいかかるのか、項目ごとの費用目安と全体の金額をご紹介します。

 

■塗装以外に掛かる費用 <足場組み・高圧洗浄>

ビルの外壁塗装を行う際には、ビルの周りに足場を組む必要があります。

また、再塗装の前に外壁の汚れをきれいに落とすため高圧洗浄や、古くなったコーキングの補修や打ち替えをすることが一般的です。

 

  • 足場費用

1,000円前後/㎡

  • 高圧洗浄費用

200~300円/㎡

  • コーキング費用

1,000円前後/㎡

 

■塗装費用の目安

ビルの外壁塗装自体の費用は、塗料の種類によっても異なります。

 

  • ウレタン系塗料 (耐用年数:10~12年前後)

1,500円前後/㎡

  • シリコン系塗料 (耐用年数:12~15年前後)

2,000円~3,000円前後/㎡

  • フッ素系塗料  (耐用年数:15~20年前後)

4,000円前後/㎡

 

こうしてみると、金額的には①のウレタン系塗料が一番安価でお得ではありますが、耐用年数でみると他に比べ年数が短く、長期視点でみると塗り替えの時期が早く来てしまうため手間と費用がかさむ可能性があります。

 

上記を参考に、例として50坪・5階建てのビル(約1,000㎡)をシリコン系塗料(2,000円/㎡)で塗装した場合の費用イメージを出してみましょう。

 

・塗料 2,000円×1,000㎡=200万円

    

・その他 2,200円(足場1,000円+高圧洗浄200円+コーキング費用1,000円)×1,000㎡=220万円

 =420万円前後

 

こちらはあくまで1,000㎡を想定で出した金額ですので、実際のビルの外周面積や現在の建物の状況によっても大きく異なるため、業者から見積もりをとってしっかりと確認をすることが非常に大切です。

ビルの外壁塗装 ここに注意

ビルの外壁塗装を行う際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。

まず、塗料の選定においては、安さだけで判断しないようにしましょう。

一時的な出費は抑えられても、耐久性が低いと頻繁に塗り替えが必要になり、結局は高額な出費を強いられることになりかねません。

長期的な視点でコストパフォーマンスに優れた塗料を選ぶことが、経済的にも最も賢い選択です。

高品質な塗料は耐候性や耐久性に優れ、塗り替えの周期を延ばすことができます。

 

次に、複数の業者から見積もりを取ることも重要です。

価格や特徴を比較検討でき、自身のビルの施工に最適な業者を選ぶことが可能になります。

見積もりの比較によって適正価格が分かるようにもなりますので、不当に高い金額を支払ってしまうリスクを避けることにもつながります。

 

最後に、外壁塗装工事を行う際は、入居者(テナント)への事前の通知についての注意です。

工事による騒音や、景観への影響、作業員の出入りなどが入居者の生活や業務に影響する可能性があります。外壁塗装の計画が進みそうな場合はできるだけ早めに工事スケジュールや安全対策について詳細を共有することで、入居者も必要な対策を取ったりすることもできますので留意しましょう。

 

これらいくつかある注意点を守ることで、ビルの外壁塗装を円滑に進めていくことができますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はビルの外壁塗装について、知っておいていただきたい基本的な内容をご紹介しました。

所有するビルを今後も継続的に活用していく場合は、ビルの寿命維持につながる外壁塗装は欠かせません。

築年数が経ち物件の老朽化がみられる状況は空室リスクにもつながりますので、早めに対策をとりましょう。

 

当社では、オーナー様初期負担「0円」で外壁塗装を含む、ビル改修サービスをご提供しています。ホームページで詳細をご覧いただき、お気軽にお問合せください。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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