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コラム

ビルオーナーのための改修、修繕、補修:違いを理解し、適切な選択をしよう

2024.02.08

ビルオーナーにとって、建物の改修、修繕、補修は重要な課題です。しかし、これらの用語の違いを正確に理解し、適切な判断・対応をすることは容易ではありません。

本コラムでは、改修、修繕、補修のそれぞれが何を意味し、どのように異なるかに焦点を当て、ビルオーナーが最適な選択をするための知識を提供します。

ビルの維持と向上のため、改修、修繕、補修の選択に自信を持てるようぜひ参考にしてください。

補修工事とは何か?

「補修」とは、建物の日常において発生する傷や不具合などの対処を目的とした小さな修理を指し、築後年月が経つにつれて生じる様々な部位の劣化や損傷における一番身近なものといえるでしょう。

 

補修工事にあたる状態として、いくつかの例をご紹介します。

 

・塗料のはがれや色褪せ

・タイルやコンクリート部分のひび割れ

・フロアシートのはがれ

・照明器具の故障

・ドアや窓の動作不良や金具の劣化

などが多いでしょう。

 

補修は、日常的に使われる頻度の高い場所から始まることが一般的で、状態がひどくならないうちに早期に対処することで大規模な修繕工事を未然に防ぐことができます。

そして、修作業の多くは専門の業者に依頼しなければならないケースが一般的ですが、軽微な補修程度など、オーナーさまご自身で補修できそうな場合は、ホームセンターなどで部材を買ってDIYで対応することも選択肢の一つです。

 

補修については、修復が必要な箇所を早めに発見し対処することが、余計な費用を掛けずに建物を安全に維持していくことにもつながります。

ご自身で定期的にチェックを実施したり、入居者やテナントからの声を活かしてぜひ早いタイミングで補修を行いましょう。

修繕工事とは何か?

修繕工事とは、マンションなどの大規模修繕をイメージしていただくと良いかもしれません。

建物や施設の日常的な保守をメインに、定期的に行う必要がある作業です。

建物の健全性と長寿命を確保するため、修繕工事が果たす役割はとても大きく、そして修繕工事にはさまざまな種類がありますが、その中でも一般的なものには、塗装工事や防水工事があります。

 

塗装工事は、建物の外壁などの塗り替えを行うもので、建物の美観を保ち、耐久性を向上させるために非常に重要な工程です。

また、防水工事は、建物の屋根や外壁、床などの水密性を確保するための工事で、雨水や雪から建物を守り、漏水や劣化を防ぐために行われます。

防水工事も外壁の塗装工事と共に建物の耐久性や安全性を向上させ寿命を維持するために不可欠であり、定期的に行う必要があります。

 

これらの修繕工事は、建物の健康状態や外観を保つだけでなく、長期的なコスト節約や価値の維持にもつながりますので、修繕工事の必要性を把握し、長期的な計画を立てながら適切なタイミングで工事を行うことが重要です。

改修工事とは何か?

建物の「改修工事」とは、建物の傷んだ部分を直す意味合いが大きい修繕工事とは違い、建物の“改良”を目的に施設の“アップグレード”を目指す工事のことです。

基本的には、古い建物を現代のニーズやライフスタイルに合わせた増築や既存の間取りの変更、共用部の改築などを行うことが一般的です。

改修工事を行う場合、初めに建物の現状の評価・調査を行い、必要と思われる改修内容対策を探ることから始めます。これにより、建物の価値を向上させるための方向性が定まり、新しいニーズに適応できるようになります。

 

改修のメリットとしては、建物をより魅力的にし、入居者やテナントのニーズに合った快適な環境を提供できることです。さらに、将来のメンテナンスコストを削減し、長期間で見た場合の不動産の価値を高める助けにもなります。

そして改修においては「予算計画」が非常に重要です。工事にどれだけの資金を割り当てられるかを決定し、工事内容を決めるための基本要素です。

現在の建物の評価とニーズから希望を洗い出し、改修スケジュールと工程を検討しながら、適切な予算計画を立てるようにしましょう。

 

築年数が経過し現代の標準から離れてきてしまった建物は、なかなか入居者が決まらず空室が長期化するリスクがついて回ります。

そのような状況においては、やはり物件の魅力を高めることが何よりも先決です。

計画的で適切な改修は建物の寿命を延ばし、価値を高め、快適な環境を提供するために避けては通れないものですので、将来への重要な投資と考え、前向きに検討していきましょう。

まとめ

今回は、建物の「補修」「修繕」「改修」の違いをご紹介しましたが、それぞれについて知識を深めていただけましたでしょうか。

築年数や現在の建物の状況によって必要な工事・対策は大きく変わってきます。

最後にご紹介した「改修」を含む大掛かりなについては、必要と思ってはいるけれど費用面でなかなか進められずにいる方も多いと思います。

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投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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