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築古化し空室リスクに直面した時は「売却 VS リノベーション」どちらが良い?

2023.08.24

コラム

築後年数が経過し、空室のリスクが増える中で、ビルオーナーは大きな選択を迫られることがあります。

「売却」という選択肢も一考に値しますが、「リノベーション」という方法での資産の再生と運営の継続にも、未来のビル経営に大きな可能性が秘められており、非常に悩ましい問題です。

そこで今回のコラムでは、それぞれの選択肢のメリットとデメリットを掘り下げながら、ビルオーナーとしての最適な選択を考えてみましょう。

売却のメリットとデメリット

築古化したビルの運営に悩むオーナーの中には、「売却した方が楽かもしれない」と考える方も多いでしょう。確かに、ビルを売却することで、短期的なキャッシュフローの確保が期待できます。

特に、急な資金が必要な場合や新たな投資先を探している場合、手持ちの資産を有効活用するための一つの方法として売却は考えられます。

 

また、ビルの管理や維持、特に築年数の経過した物件の場合、それらの負担は増大していきます。

老朽化による設備のトラブルや、定期的な修繕・保守のコストなど、日常の維持管理自体がオーナーにとってのストレスとなることも。

売却を選択すれば、これらの負担から解放されるメリットがあることは間違いありません。

 

一方、売却の選択にはデメリットも存在します。

最も大きなものとして「今後の収益機会を逃すリスク」が挙げられます。

都市部の立地にある場合、土地価値やビルの価値は長期的に上昇する傾向があります。

売却を選ぶことで、将来的な資産価値の上昇による利益を得られる機会を逃してしてしまう可能性があるのです。

 

このように売却には一時的なキャッシュフローの確保や、管理の手間を省くといったメリットがありますが、長期的な収益の機会を失うというデメリットも無視できません。

オーナーとして、今後のビジョンや資産の最適活用方法を十分に検討した上で、最終的な選択をすることが大切です。

リノベーション+運営継続のメリットとデメリット

都市部では新築ビルが新たに建てられる一方で、築後年数の経った築古ビルをリノベーションし、新たな価値を生み出す動きも活発化しています。

その背景には、リノベーションを通じて現代のニーズに合わせた魅力的な物件へと生まれ変わらせるメリットが存在します。

 

まず、リノベーションをすることで、時代と共に変化する市場のニーズやテナントからの要望に応えることが可能となり、生活スタイルの変化に対応することで新しいテナントを引き寄せる大きな魅力となります。

 

また、リノベーションを行うことで、物件の資産価値を維持、または向上させることが期待できます。

築年数が経過したビルも、リノベーションによって最新の設備やデザインを取り入れることで、新築に引けを取らない魅力を持つ物件へと生まれ変わります。

その結果、継続的な収益の確保や、今よりも割高な賃料を設定することも可能となります。

 

ただ、リノベーションには初期投資が必要です。

設計、施工費用、新しい設備の導入、といった施工に関わる出費は避けられません。しかし、これらの投資は中長期的なリターンを見込むための投資であり、物件の価値向上やテナントの満足度アップを通じて、結果的には持続的な収益の確保が期待できる施策となります。

 

リノベーションと運営継続は、初期のコストと労力を要しますが、その先に長期的なビジョンと収益を追求する方法として、多くのビルオーナーにとって魅力的な選択肢となっています。

ビルオーナーとして最善の選択をするために

多くのビルオーナーが直面する「売却かリノベーションか」という選択。

それは一時的な問題ではなく、持続的な収益性や地域社会への影響という点にもつながる重要な問いとなるため、最善の選択をするためにさまざまな要素を考慮することが大切です。

 

■資産の最大活用の可能性について

ビルは、所有者であるオーナーさまにとって大切な資産です。

その価値をいかに引き出すかによって、長期的な収益性や資産価値の保全、さらには将来の可能性につながっていきます。

売却による一時的なキャッシュフローは非常に魅力的ですが、主に土地が持つ価値というものは非常に大きなものがあります。

今後の価値上昇によるメリットを受け取るためには、継続的な運営という選択が有効であることが多いのです。

 

■長期的視点での収益性と、再活性化による地域への貢献

ビルのリノベーションは、単に物件を美しくするだけでなく、その周辺の地域やコミュニティに良い影響をもたらすと言われます。

再活性化されたビルは新しいテナントやビジネス、そして住民を引き寄せ、地域の活気を取り戻す要因となるのです。

このような取り組みは、長期的な収益性と同時に、地域社会への価値提供としても大きな役割を果たします。

 

■できる限り資産を保持することがおすすめ

結果としてはリノベーションによる継続運営という選択肢の有効性についてぜひ前向きに検討してみてください。

前述のように、リノベーションには初期投資が必要ですが、その後の収益の増大や資産価値の向上、さらには地域社会への貢献など、多岐にわたるメリットが期待できます。

これらの長期的な利益を視野に入れた場合、リノベーションと継続運営はビルオーナーにとって最善の選択となる可能性が高く、物件を保持することが可能な状況であればできる限り資産を手放さずに維持することをおすすめします。

まとめ

最終的には、ビルオーナーとして「短期的な利益を追求するか、長期的なビジョンを持って資産を運用するか」という2つの選択に尽きます。

その答えは、それぞれのオーナーさまの望む未来目標によっても異なりますが、リノベーションと継続運営のメリットを理解した上での判断が、長期的視点においてより賢明な選択となるのではないでしょうか。

 

当社では、リノベーションの初期投資負担を軽減する「オーナー様負担0円ビル再生サービス」を展開しております。

初期投資に費用に悩むオーナーさま、ぜひ一度ご相談ください。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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