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コラム

築古賃貸ビル 再活性化へ効果的なリノベーションを行うために

2023.07.27

コラム

築古ビル賃貸の再活性化は、不動産オーナーにとって大きな可能性を持つものです。

そして成功するためには、やみくもに対策を行うのではなく、戦略的な検討・施策が必要です。

今回のコラムでは、築古賃貸ビルを効果的なリノベーションによってよみがえらせるためのポイントをご紹介したいと思います。

是非参考にしていただき、ご自身のビルの再活性化に向け取り組んでいきましょう。

市場の動向を察知することから始めましょう―マーケットリサーチの重要性

築古ビルの再活性化を目指す不動産オーナーにとって、マーケットリサーチは最初の重要なステップです。

市場の動向を正確に把握することで、市場ニーズに合ったリノベーション計画を立てることができます。

 

まず、地域の需要と競合物件を調査します。

周辺の賃貸ビルの稼働率や空室率、求められる賃貸条件を把握することで、ビルの現状と市場のバランスを理解できます。

さらに、ターゲットテナント層の特性や傾向を分析し、需要の高いレイアウトや設備を把握します。

 

次に、将来の市場動向を予測します。

地域の発展計画やインフラ整備、周辺の企業進出などを考慮し、需要の増減を予測します。

また、社会的なトレンドやライフスタイルの変化も見逃せません。

例えば、リモートワークの増加による需要の変化や、持続可能性を重視するテナントの増加などが考えられます。

 

このような市場リサーチ情報から正確な需要とトレンドを把握し、ニーズに合ったリノベーションを実施することで、ビルの魅力を高め、入居率の向上や収益の拡大を実現することができます。

リサーチの手間と時間をかける価値は十分にありますので、着実に準備を整えて、ビルに輝きを取り戻しましょう。

テナントニーズに合わせた快適な空間づくりがテナント誘致の秘訣

築古ビルの再活性化において、テナントニーズに合わせたデザインは不可欠な要素です。

こちらの目次ではテナントニーズに合わせたデザインの秘訣をご紹介しますので、快適で魅力的な空間を提供し、テナントの満足度を高め、入居率の向上につなげましょう。

 

1. テナントの声を聴く

まずはテナントの声(要望)をしっかりと聴くことが大切です。アンケート調査やフィードバックを通じて、入居希望者や既存テナントの要望や希望を把握しましょう。それにより、具体的なニーズを把握し、デザインに反映させることができます。

 

2. フレキシブルな間取り

様々なテナント層に対応するため、ある程度任意でレイアウトができる設計を検討しましょう。

可動式の仕切りや家具を活用することで、テナント自身のニーズに応じたレイアウトが可能となります。

 

3. 快適な共用スペース

共用スペースはテナント同士の交流やコミュニケーションの場としてニーズが高まっています。

ラウンジやワークスペースなどの共用スペースを提供することで、テナントの満足度を高めるだけでなく、利用者同士のコミュニティ形成にもつながります。

 

機能性とデザインのバランス

デザインだけでなく、機能性も重視した空間づくりが大切です。

無駄のない効率的なレイアウトや便利な設備の導入を検討し、使い勝手の良い環境を提供しましょう。また、デザイン性を損なわずに機能性を高めることもポイントです。

 

テナントニーズに合わせたデザインは、新築などの築浅ビルへの対抗、そして競合との差別化を図るうえで欠かせない要素です。テナントの声を反映させ、フレキシブルで快適な空間を提供することで、競争力のある賃貸物件にしましょう。

光熱費高騰の今、省エネ対策も大切なポイントです

現代の社会では、エネルギー価格の上昇が深刻な問題となっています。

電気代をはじめ、いたるところにその余波が及び、築古ビルの再活性化を目指す不動産オーナーにとっても光熱費の削減対策は入居者へ物件のメリットを訴えるうえで欠かせないポイントですので、積極的に取り組んでいくことをおすすめします。

 

~築古賃貸ビルにおすすめ省エネ対策~

 

■高効率な断熱材

築古ビルは古い断熱材を使用していることが多いため、冷暖房の効率が低下によって余分にエネルギーを使わなければならないことも。

その場合、高効率な断熱材へのアップグレードにより断熱性が向上し、室内の温度を安定させ、エアコンやヒーターの使用頻度を減らすことにつながります。

 

■LED照明

従来の蛍光灯や白熱電球に比べて、LED照明は消費電力が少なく寿命も長いため、光熱費の削減に効果的です。また、色温度や明るさの調整が可能なLED照明を採用することで、テナントの好みに合わせた照明環境を提供できます。

 

■太陽光発電システム

再生可能エネルギーとして注目を集める太陽光発電システム。

使用電力の一部を自己生産することができ、建物内の日中の電力需要を一部でも賄うことができれば、オーナーとしてもビル維持費を削減できるというメリットを受けられます。また、蓄電設備も併設することで非常用電源としても活用でき、テナントにとっての安心感に繋がるでしょう。

 

光熱費の高騰に対応するための省エネ対策は今や必須ともいえる時代です。

ナントの利便性と環境に配慮したリノベーションにより、ビルの魅力を高め、市場競争に勝利する道を切り拓いてください。

まとめ

築古ビルも、未来への可能性を見据えた再活性化によって再びテナントを誘致し、価値ある物件として利用し続けることが可能です。

そのための対策は、「テナントファースト」として、テナントの満足度向上に目を向けることです。その方向性が自ずとビルの付加価値向上にもつながり、テナントの獲得競争に勝ち抜く道が開けます。

ぜひ今回のコラムを参考に市場リサーチから順を追って進め、素敵なビルリノベーションを実現してください。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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