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ビル所有者必読 ~空室対策に役立つテナント誘致のヒント~

2023.05.16

コラム

ビルを所有する不動産オーナーとして、空室率の上昇は収益にとって深刻な問題です。

しかし、効果的なテナント誘致戦略を実践することで、ビルの空室問題を解決し、収益を最大化することができます。

本コラムでは、空室対策に役立つテナント誘致のヒントを解説します。

まず空室の原因と理解を深めるための手法に焦点を当て、その重要性を認識いただけたところで、魅力的なビルのプレゼンテーションについて探求し、テナントを引き付ける方法を紹介します。そして最後に、効果的なテナント誘致戦略の実践について解説します。

特に築古ビルをお持ちの空室対策に取り組む所有者にとって知っておきたい情報をまとめてお伝えしますのでぜひ参考になさってください。

空室原因の理解とその重要性

ビルの所有者にとって、空室率の上昇は収益を管理する上で非常に深刻な問題です。

もしご自身の所有ビルの空室化が目立つようになってきた場合は、まず市場の動向と要因の分析から始めましょう。空室率が上昇している理由は、目に見える「老朽化」「築古」などの原因以外にも多岐にわたっている可能性があります。

例えば、経済の変動、地域の需要の変化、競合ビルの新規オープンなど、様々な要素が影響を与えることがありますので、現在の状況を把握し原因によって早めの対処を行うことで空室の長期化を避けることにつながります。

 

そして、テナント離れの原因を調査・収集することも大切です。

テナントがビルから退去する理由を調査し理解することで、ビルが持つ課題や改善すべき点を特定することができます。

そのためには、日ごろからテナント企業とのコミュニケーションを深め、彼らの意見や要望を聞くことで、ビルの魅力やサービスの向上につなげることができます。テナントの声を受け止めることは、改善点の洗い出しと入居しているテナント企業の入居満足度向上につながり、長く入居してもらうための重要なステップになります。

 

さらに、競合ビルとの差別化に注力することも重要です。

ビルの魅力的な要素を把握し、他の競合ビルと差別化すること。これは、立地条件、設備の充実度、賃貸料金の競争力など、様々な要素が関与しますが、自己(所有ビル)分析を行い、ビルの強みを見出し、それを効果的にマーケティングすることで、テナントに対し魅力的な選択肢として候補に残ることができるでしょう。

テナント誘致のための魅力的なビルとは? 広告活動のコツも紹介

テナントを引き付けるためには、ビルの魅力を最大限に引き立てるマーケティング戦略の展開が重要です。

まずは、ビルの強みや特徴を明確に伝えましょう。

例えば「立地条件」や「設備の充実」、「省エネへの取り組み」など、テナントにとって魅力的な要素を強調しましょう。

 

それらを伝えるには、複数のプロモーションツールを複合的に活用することも効果的です。

パンフレットなどの紙媒体とウェブサイトやデジタル広告、SNSなどのネット上での広告活動を活用し、ビルの魅力をより多くの人に伝える手段を持つことが重要です。魅力的な写真や利用事例などを取り入れることで、信頼性と魅力を高めましょう。

 

また、顧客志向の空間設計(デザイン)と設備の提供もテナント誘致において重要な要素です。

入居テナントは、自社のビジネスにとって最適な場所・環境を求めています。

築古でも改修による柔軟なレイアウトやモダンなデザイン、快適な共有スペースなどの提供によって、テナントが快適で生産性の高い環境で働けることを重視しましょう。

 

このように、ビルの魅力を引き立てるためには、マーケティング戦略とプロモーションツールの活用が重要です。また、顧客志向の空間設計とアメニティの提供によって、テナントのニーズに合致した環境を提供することが求められます。

これらの要素を組み合わせることでテナントを引き付けられると、ビルの空室率を減らし、収益につなげることができるでしょう。

効果的なテナント誘致戦略のポイント

ビルの空室率を低下させ、収益を最大化するためには、効果的なテナント誘致戦略の実践が不可欠です。そのためには、以下の3つのポイントに焦点を当てて取り組みましょう。

 

ポイント1:テナントニーズの把握とターゲット設定

市場調査やテナントとのコミュニケーションを通じて、彼らのニーズや要望を正確に把握しましょう。その上で、ターゲットとなるテナント層を明確に設定し、ターゲット層に響く設備を持つ建物へと改修し、アプローチを展開します。彼らにとって魅力的な価値を具体的に示すことが、テナント獲得の鍵となります。

 

ポイント2:優れた不動産管理会社との連携

空室対策の一環として、不動産会社との連携は不可欠です。

不動産会社は市場の動向やテナントニーズの変化を正確に把握し、リーシング活動をサポートしてくれるプロです。信頼のおける不動産会社と密に連携し、それぞれができ範囲で“空室を埋めるための努力”を積極的に行いましょう。

 

ポイント3:テナントとの良好な関係構築

テナントとオーナーが良好な関係を築くことができると、信頼感や協力関係をベースとした長期的なパートナーシップが実現します。

テナントは、自分達の理想の環境でビジネスが行えることを何よりも希望します。そのため、テナントとのコミュニケーションを強化し、彼らのニーズや要望に対応することで、信頼関係が構築され長期入居へとつながっていきます。

このような対応を行っていることを集客時にアピールすることで、「この物件なら何か困った時にオーナーさんに相談できる」という安心感を持ってもらうことができるでしょう。

一般的なテナント物件はオーナーとの連携はあまり密ではありませんので、非常に大きなアピールポイントになるのではないでしょうか。

まとめ

空室対策はビルの収益に直結する重要な課題であることは明白です。

テナント誘致の成功のため、市場と空室原因を見据えながら、原因を解消すべくテナントの要望に応え、そのビルに入居するための価値を提供しましょう。

築古が原因であった場合も、適切な改修や対処によって、逆に魅力ある物件へと生まれ変わらせることも可能です。

ぜひ早い段階で空室の原因を探り、できるところから始めていきましょう。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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