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コラム

築古ビルのオーナーが知っておくべき大規模修繕のポイント

2023.04.19

コラム

築古ビルのオーナーさまにとって、建物の大規模修繕に関する知識は不可欠です。

古い建物は、耐震性、防火性などの面で新しい建物に比べて問題がある場合があり、オーナーさまによる修繕計画、そして専門家による建物の点検が必要です。

そこで今回本コラムでは、築古ビルの大規模修繕に必要なポイントを解説していきたいと思います。

大規模修繕の必要性

ビルやマンションは、長年の使用や自然災害などによって建物の構造や設備が劣化・老朽化していきます。

劣化・老朽化が進むと、建物の安全性や耐久性が低下し、利用者にとって危険な状態となる可能性があり、また、設備機器や配管などの老朽化は故障や水漏れなどのトラブルにつながることもあります。

 

さらに、築古ビルでは建築当時の技術や構造基準に適合していない場合があります。そのため、現在の建築基準に合わせた補強や改修が必要になる場合があります。また、築古ビルでは耐震性の低さが指摘されることがあり、地震などの自然災害が起こった場合には大きな被害を受ける可能性があるため、定期的な耐震診断や補強が必要とされます。

 

このような理由から、築古ビルでは定期的な点検やメンテナンスを行うことが大切です。そして、必要に応じて大規模修繕を実施することで、建物の安全性や耐久性を確保し、入居者からの信頼を得ることができます。

 

大規模修繕は、建物の設備や構造の改修だけでなく、外装や内装のリニューアルなども含めた総合的な改修工事を行う場合もあり、建物の耐用年数に応じて、計画的に大規模修繕を実施することが、築古ビルの長期的な運営に不可欠です。

 

大規模修繕の計画と実施のポイント

大規模修繕は、建物の耐用年数を延ばし、入居者の安全を確保するために適切に実施することが重要です。

では実際に、大規模修繕を行う際の計画と実施のポイントについてご紹介しましょう。

 

大規模修繕計画を立てるには、まず建物を点検する必要があります。

点検の結果、どのような修繕が必要かを把握し、その修繕の範囲や費用を見積もります。その後、修繕計画書を作成し、修繕の範囲、費用、工期などを入念に確認したうえで決定します。

 

・業者選定

大規模修繕計画を実施するには、建物の種類や規模に応じて、修繕の専門業者を選定する必要があります。

 

・入居者への説明

施工前には入居者に修繕内容や工事期間などを事前に説明し、工事の進捗状況についても定期的に報告することが重要です。入居者に対して不便をかけないよう、工事のスケジュール調整にも十分に配慮する必要があります。

 

・費用

大規模修繕には、多額の費用がかかる場合があります。そのため、修繕費用の調達には事前に資金計画を立てておくことが必要です。修繕費用を一括で支払うのが困難な場合には、銀行などからの融資や、修繕費用の分割払などについて施工業者と相談しておきましょう。

 

大規模修繕計画は、建物の安全性と入居者の安全を確保するために必要なものです。計画の立案から実施まで、専門業者と入居者とのコミュニケーションを密にし、スムーズな完了を目指しましょう。

 

大規模修繕を行う際の注意点

大規模修繕は賃貸物件の維持・管理において欠かせない作業であるとともにさまざまな問題が伴います。ここでは、大規模修繕を行う際の注意点について解説します。

 

まずは、大規模修繕を行う前の入念な「調査と確認」が重要です。

建物の現状を把握し、修繕箇所を明確にすることが大切です。また、修繕箇所以外にも、保守や点検が必要な箇所がないかを確認しましょう。調査結果をもとに、修繕計画を策定し、費用や工期の見積もりを行います。

 

また、大規模修繕の際には、「入居者とのコミュニケーション」も欠かせません。

工事の内容や期間、騒音や振動など、入居者に影響を与えることが予想される点を事前に説明し、理解を得ることが必要です。

また、工事期間中に入居者からの苦情やトラブルが発生しないよう、入居者とのコミュニケーションを密にすることが望ましいです。

 

そして大規模修繕の「工事期間中の管理」も重要です。

基本的に工事の工程や、工事に伴うさまざまな物の手配は施工業者である工事現場の監督や進捗管理の担当者が行いますが、オーナー側も工事が予定通りに進むように協力する必要があります。

大規模修繕中も入居者が安全・快適に過ごせるよう、工事現場周辺の清掃や安全管理も欠かせません。

 

このように、大規模修繕を行う際にはオーナーとして気を付けなければならない点がありますので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

適切な修繕計画と実施、そして点検と保全を行うことは建物の長寿命化を図り、古ビルの価値を維持し、長期的な収益を得ていくために欠かせないものです。

修繕後の保持・点検も欠かさず行い、物件価値を維持できるような取り組みを行って言いましょう。

 

当社では、「オーナーさま負担0円、ビル再生サービス」という、まさに文字通り、初期投資0円で建物を一新するサービスをご用意しています。

大規模修繕と併せてリノベーションも行う事でより一層物件価値を向上し入居者にとって魅力ある建物へと生まれ変わらせることができます。

修繕・リノベーションの費用でお悩みのオーナーさま、是非一度お問合せください。

 

 

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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