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コラム

ペット可物件への改修リフォームで入居者ターゲットを絞りましょう

2022.07.21

コラム

賃貸物件において、他の物件との差別化が図れる「ペット可物件」。

今回は空室解消にもつながるペット可物件について、改修リフォームのポイントも合わせてお伝えします。

ペット需要が高まる今、ペット可物件で物件の差別化を

現在、数年も続いている新型コロナウイルスの出現により、都心で仕事・生活をしていた若者が都心から離れ、故郷へ帰ってしまったり、地元の大学への進学・就職を希望する方も以前より多く、“都心離れ”が進んでいると言われ、賃貸物件の空室が目立つようになってきました。

 

空室対策を早めに行いたいがどうすればよいか…というお悩みをお持ちのオーナー様も多くいらっしゃると思います。

 

 

そこで、今回こちらでご紹介する空室対策は“ペット可物件”です。

 

~ペット需要上昇中~

現在コロナウイルス感染の収拾の見通しが立たないく中、引き続き都心で暮らしている方の中には、在宅勤務等でお家時間が増えたこと、また、以前から続く高齢化や若者の単身化の影響もあり、ペット需要の高まりが続いています。

 

また、現在の日本では室内飼いが主流にもなっているにも関わらず、ペット可物件の数が追いついていないという状況があります。

 

このような状況の中、昨今のペット需要に応える「ペット可物件」をもつことは、空室対策に有効な策であると考えられるのです。

「ペット可物件って管理が大変そう…」 →ポイントを押さえれば安心!

ペット可物件の需要はなくなることはなく、空室対策としておすすめできと言われても、すぐにペット可物件への条件変更を決められるオーナー様はそう多くはないでしょう。

 

~なぜ?? 賃貸オーナーがペット可に積極的になれない理由~

・室内が汚れてしまう

・近隣からの苦情がでるかもしれない

・入居者の管理が難しそう、面倒そう

 

以上のような理由から賃貸運営にリスクを感じ、ペット可に踏み切れないオーナー様が多いものと思われます。

 

 

そこでこちらでは、オーナー様に安心していただける解消策をご紹介したいと思います。

 

解消策

その1

<敷金を高めに設定し退去時の原状回復に備える>

ペット可の物件では、ペットのニオイやひっかき傷、かじった跡などにより、クロスや床材の一部を張り替えなければならないことが多く、退去時の原状回復費が通常の物件よりも高くなる傾向があります。

 

原状回復費用をオーナー負担とするには負担が大きいため

【ペットによる物件の損害は、借主負担とする】

という条文をあらかじめ契約書に入れ、敷金を償却扱いとしておくようにしましょう。

 

また、1ヵ月分とされることが多い敷金を、ペット可の場合は2~3ヵ月分で設定することが好ましいです。

 

その2

<ペットのサイズや種類、頭数の制限を設ける>

飼育するペットについての条件を設けることは、オーナー様が安心してペット可物件を運営する上で非常に大切です。

 

“ペット”と言っても、世の中には犬・猫だけではなくさまざまなペットがいますので、ペットのサイズ・種類を限定しておくとともに、飼育可能とするペットの数も制限をかけましょう。

無条件にしてしまうと、繁殖やもともとの多頭飼いによる鳴き声の大きさなど、近隣の方のご迷惑になることもあります。

 

その3

<共用部分、及び居室の利用ルールを設ける>

ペット可物件とはいえ、その他の住民や近隣の方の迷惑となる行為は控える意識は大切です。

例えば、

・エントランスやエレベーター、階段などの共用部分ではリードを着け、抱っこかケージに入れて移動する

・深夜の時間帯の散歩は避ける

・排泄物は必ずトイレシート等を使用し適切に処理する

 ※風呂場等に流さない

 

 

一部ではありますが、このようなポイントを押さえていただくと、トラブルリスクがかなり低減し、安心していただけるのでしゃないでしょうか。

今後ペット可物件に条件を変える際の参考になれば幸いです。

ペット可物件におすすめの設備と仕様をご紹介

ペット可物件では、ペットと共に生活がしやすいよう、一般的な物件にはない様々な工夫がされています。

こちらではペット可物件におすすめの設備・仕様をご紹介します。

 

■ペット用 足洗い場

雨の日の散歩や公園を歩いたりして汚れたペットの足を、建物入る前に洗うための洗い場です。

エントランス付近に設置していることが多く、共用部や居室内の汚れ防止にも役立ちます。

 

■リードフック

居室を出た際や、建物に入る際に一時的に犬をつないでおくためのフックです。

飼い主が荷物をまとめたり、散歩の支度をしたりするときに非常に便利です。

 

■ペットフェンス

玄関の開け閉め時にペットの飛び出しを防ぐためのフェンスです。玄関の居室側に設置します。

 

■ペット専用くぐり戸

自由にリビングと廊下等を行き来ペットの行き来できるようにするドアの設備です。

室内で排泄をする猫等にとって、飼い主の留守中などにトイレスペースに自由に行けることは大切で、飼い主も安心です。

 

その他、汚れにも強くペット臭の付着を防ぐ素材を使用したペット用クロスや、ペットが滑りにくく股関節を痛めにくい素材を利用したペット向けの床材を使用することもおすすめです。

まとめ

ペット可物件とする際のポイント、いかがでしたでしょうか。

ペット需要に対するペット可物件の数はまだまだ少なく、ペット可にできると空室解消に一歩近づきます。

 

とはいえペット可物件への改修には費用もかかり、空室が続いている中での費用捻出はなかなか難しいといった

お悩みもあるのではないでしょうか。

 

弊社では改修時のリノベーション費用オーナー様負担0円のビル再生サービスを行っており、ペット可物件への改修も対応いたしますので、ぜひサービス詳細をご覧ください。

 

 

サービス詳細はコチラ!

 

 

物件の価値を高め、空室解消のお手伝いができるよう精いっぱいご提案をさせていただきますので、空室が続いている賃貸オーナー様、お問い合わせをお待ちしております。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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