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コラム

築古賃貸ビルの配管老朽化に備える 必要性と解決策

2023.08.07

コラム

都会の一角に佇む、あの築古賃貸ビル。

歴史を刻み、様々な企業や人々を支えてきたそのビルも、配管の老朽化は避けられない運命に直面しています。

配管交換の必要性は、単なるビルの機能維持だけでなく、人々の安全と健康を守るための重要な課題でもあります。

本コラムでは、築古ビルで見逃すことができない配管の老朽化問題と、その解決策を取り上げます。

老朽化配管問題の深刻さと配管交換の必要性

ビルの配管の老朽化は避けられない課題です。

長年の使用と時間の経過により、配管にはさまざまな問題が発生します。水漏れや排水不良はもちろん、最悪の場合、パイプの破裂による水害や、健康被害まで引き起こす可能性がありますので、築年数が経った建物を運営する不動産オーナーさまは注意が必要です。

 

配管の問題は、見た目ではなかなか分かりにくい部分でありあまり気に留められることが少ないのが厄介なところでもあります。

老朽化によるさまざまなトラブルが発生してしまうと、その修繕や修理に掛かる費用は大きなトラブルが起きていない時期の配管交換費用に比べて格段に高くつく可能性があります。

さらには、入居者やテナントへの影響や建物の躯体への影響、ビルの資産価値低下など、様々な問題を引き起こし、取返しのつかない被害へと広がってしまう可能性も十分いあります。

 

こうした問題を未然に防ぐためには、適切なタイミングでの配管交換が必要となります。

老朽化した配管を新たなものに更新することで、配管の機能を維持し、また、テナントや利用者の安全と健康を確保することが可能となります。

 

しかし、壁や床の内部を通っているもので直接すぐ改修できる部分ではないため、入居中などのテナント利用時にはなかなかそのタイミングが探れないというお悩みもよく耳にします。

また、一見すると工事を行うには大きな費用を必要とするようにも思われます。

ですが長期的に見ると、配管の更新・交換によって給排水機能を正常に保つ努力は、築古ビルの運営にとって重要な投資となるのです。

築古ビルの適切な配管交換のタイミング

では、実際に築古ビルの配管交換のタイミングはいつが最適なのでしょうか?

一般的には、配管の寿命は材質や使用状況によりますが、おおよそ30年がひとつの目安とされています。

しかし、これはあくまで一般的な指標であり、具体的な判断は建物の状況や管理状況によっても異なります。

 

さらに賃貸物件では、テナントや入居者の生活に配慮しなければならないため、配管交換のタイミングはさらに繊細な問題であり、その時期を逃してしまった結果大きなトラブルに発展してしまうといったことも有り得ます。

この場合には、配管の老朽化に伴うさまざまなリスクを最小限抑えるため定期的な配管の点検とメンテナンスに注力しましょう。

配管の老朽化はある日突然起こるものではなく、時間とともに進行します。

定期的な点検を行うことで配管の状態を把握し、必要なメンテナンスを行うことで、大きなトラブルや大規模な改修の必要性をある程度未然に防ぐことが可能です。

 

しかし、必要な場合には思い切って交換作業を行うことも重要です。

ビルの大規模改装時期やテナントの入れ替わり時期など、ビルの使用に大きな影響を与えないタイミングを選ぶと良いでしょう。

 

建物の運用に負荷の大きい配管交換は一時的な負担となるかもしれませんが、ビルの価値を維持し、将来起こり得る大きな問題を回避するための対策=投資と考え、積極的に取り組んでいきましょう。

配管交換による築古ビルの価値向上

築古ビルの配管交換は、

・費用が掛かる

・なかなか取り掛かれるタイミングがない

といったお悩みが多く、今のところ問題ないからいいのでは?と思っているオーナーさまも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし、配管交換はビルの価値向上に大きく寄与する重要な投資となります。

なぜなら、配管交換は単に機能的な問題を解決するだけでなく、ビル自体の価値を高める要素だからです。

 

配管交換によって新たに交換された配管は、水漏れや破裂といった問題を未然に防ぐことが可能です。

しっかりと対策をとっていくことで、建物の安全性と信頼性を保証し、テナントや利用者にとって、安心してビルを利用できる環境を提供することに繋がります。

定期的な配管点検と交換についても、オーナーがビルの安全・維持管理に積極的であることを示し、テナントからの信頼を得ることができます。

 

また、将来的な維持費用削減にも大きく寄与します。

知らず知らずのうちに老朽化が進行し、配管がもろい状態になってしまうと、配管辞退が本来の耐久性を失ってしまいます。

耐圧性も一気に低くなり、ふとした刺激によって管の破裂や亀裂を生み出したり、劣化がひどい部分から漏水が起こり、建物内部に水が漏れ出てしまうといったトラブルにつながることも。

このように「水」が関係するトラブルは、一度起きてしまうと建物に大きなダメージを与えるとともに、入居者の生活に多大な影響を与えます。

老朽化による問題が発生する前に配管を交換することで、そのリスクを減らし、修理やメンテナンスにかかるコストを大幅に削減できます。

 

このように、築古ビルの配管交換は建物の価値向上に大きく関わります。

それなりの費用を必要とするかもしれませんが、それはビルの長期的な価値と安全性を確保するための賢明な投資であると理解しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

築古ビルの配管交換は、適切なメンテナンスと、最終的な交換工事によってビルの安全な状態に保ち、建物をより一層長く活用していく土台を創り出します。

定期検査によって今後のリスクが表面化している場合は、大規模修繕などを行う時期に合わせ早めに工事を検討し、建物を永く守っていきましょう。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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