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~前編~ 限られたスペースを最大限に活用 狭小築古マンションのオーナーに向けたリノベーションアイディア

2023.07.07

コラム

築古マンションは、空室化改善の必要性は理解しているが、限られたスペースをどう活用すればよいか悩むオーナーにとって大きな悩みの種ではないでしょうか。

しかし、適切なリノベーション手法を駆使すれば、狭小空間でも快適で魅力的な住環境を実現できます。

本コラムでは、築古化や空室化に悩む築古マンションオーナーの皆様に向けて、スペースを最大限に活用するための具体的なリノベーションアイディアをご紹介します。

ぜひ今後の改修の参考としてください。

オープンプランの採用とその活用方法

狭小な空間を広く見せるために、オープンプランを導入することは、築古マンションのリノベーションにおいて重要な要素です。壁を取り払い、リビングエリア、ダイニングエリア、キッチンを一体化させることで、広々とした印象を与えることができます。

 

オープンプランは、物理的な壁を取り除くことで、空間を繋げ、光と風を自由に循環させる効果があります。これにより、狭小な空間でも圧迫感を軽減し、開放的な雰囲気を作り出すことができます。

 

さらに、スペースを有効活用するために、壁面収納や可動式のパーテーションを活用することをおすすめします。

壁面収納は、壁や柱に収納スペースを設けることで、生活用品や書籍、ディスプレイなどをスマートに収納することができます。また、可動式のパーテーションは、必要に応じて空間を仕切ったり、プライバシーを確保したりするのに役立ちます。

 

オープンプランの採用により、限られたスペースでも広々とした印象を与えることができます。柔軟な空間の使い方や効果的な収納手法を取り入れることで、より快適で機能的な狭小築古マンションを実現できるでしょう。

 

次の目次次では、天井高の活用についてご紹介します。

天井高の活用でプラスアルファの空間を創造しよう

狭小築古マンションでは、天井高が限られていることが一般的ですが、天井解体(スケルトン工事)を行うことで、天井高を確保し、空間を広く見せる効果を得ることができます。

 

天井解体は、既存の天井を取り払い、構造の上部までの空間を活かす方法です。これにより、天井高を確保し、圧迫感のある狭小空間から解放されることができます。天井解体には専門の建築業者やリノベーション会社に依頼することが必要ですが、その結果、開放的な空間が生まれます。

 

天井解体によって確保した天井高を活かすために、縦方向の収納やデザインの工夫が重要です。

天井から床までの高さを有効活用し、壁面収納を設置することで、床面積を確保しながらも収納スペースを増やすことができます。

 

また、天井高を活かすためには、壁や天井の色選びも重要です。

明るい色の壁や天井を選ぶことで、光を反射させて室内を明るく見せる効果があります。また、縦のストライプ模様の壁紙などの視覚的なトリックを取り入れることで、天井の高さを強調し、空間を広く見せることができます。

 

天井解体による天井高の確保は、狭小築古マンションでも広々とした印象を実現するための効果的な手法です。ただし、専門の業者に相談し、安全性や構造上の制約などを考慮しながら計画を進めることが重要です。

 

次家具の選択について探っていきましょう。

多機能な家具の選択

限られたスペースでは、機能性の高い「多機能家具」が重宝します。

シングルや単身赴任者向けの家具付物件であれば、これらの家具は、必要な役割を省面積で確保することができるため、狭小築古マンションのリノベーション後に大家さんが準備する家具を選ぶ際に非常に有効です。

 

まず検討いただきたいのが居住スペースの中で一番面積を必要とするベッドです。

例えば、収納付+ソファとしても使えるベッドがおススメです。

ベッドをソファとして使用できるだけでなく、マット下に収納スペースは寝具や季節品な収納にとても便利でスペースを有効活用できます。

 

また、折りたたみ式のテーブルや椅子、スツール、ワゴンなども便利です。

必要なときにだけ使用し、不要なときは畳んでコンパクトに収納することができる家具もぜひ検討してみてください。

 

そして壁面や天井に取り付けることができる多目的なラックや棚も有効です。これらの家具は、壁や天井の空間を最大限に活用し、収納やディスプレイのスペースを提供します。

天井から吊り下げることができるハンギングラックやサスペンデッドシェルフは、床面積を占有せずに物品を収納できるため、狭小空間の有効活用に最適です。

まとめ

これらのリノベーション手法を取り入れていただくと、実際の面積以上に広く、そして快適さを感じて入居者は過ごすことができるはずです。

必要な時に必要なスペースを確保し、収納や移動のニーズに対応することで、狭小築古マンションを快適で機能的な空間に変えることは、他の物件との差別化に大きな影響を与える施策となりますので、空室化に悩むオーナーさまはぜひ積極的に取り組んでいっていただけたらと思います。

 

そして次の後編では、今回の前編に続き、主に照明などの内装デザインによって、より一層狭小物件を広く感じさせるためのおススメアイディアをご紹介したいと思います。

お楽しみに!

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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