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コラム

ビルが住居に! その中身、そしてメリットとは?

2021.12.10

コラム

このコラムをお読みなっているビルオーナー様は、もしかしたらご自身が所有されているビルが古くなり困っていませんか?

 

外壁塗装や、退去に伴う原状回復、定期的な設備の入替えや改修・点検費用など、諸経費は次々とかかります。

その費用も、入居者さまがいて不動産収入があるからこそ十分な内容で行えるものです。

 

 

そこで今回は、

 

♦空室が長期化していてお困りのオーナー様

 

♦何とか所有ビルで収入を得ていきたいとお考えのオーナー様

 

へ、『ビルリノベーション』についてご紹介いたします。

テナント・オフィス用としてきたビルの用途を『住居』に変えてみませんか?

“住まい”といえば、もとから「マンション」でなければならない、と思っていませんか?

 

実は、オフィス用等のテナント用に使用している「ビル」を、まるごと“住まい”に生まれ変わらせる選択肢もあるんです。

それが『ビルリノベーション』です。

 

 

【ビルの定義とは?】

 

ビルには、法律上の定義はありません。

一般的なイメージは、「都心にある」「鉄骨造やRC造(木造以外)」「商業や事務所のために建てられた(住宅を目的としていない)」「3階以上」でしょうか。

 

また、都心の狭小地でよく見られる、「都市型住宅」「縦長住居」「縦の家」「狭小住宅」「3階建て住宅」「4階建て住宅」は、「ビル」ではなく「戸建て」にあてはまります。

 

 

【居住用に用途変更は適している?】

 

一般的なビルは、駅近や幹線道路に面していて、通勤・通学に便利な好立地に建っていることが多く、また、鉄骨造や鉄筋コンクリート造で耐久性が高く、壁や柱のない構造のため、大空間を造りやすいのです。

 

 

【自由にチェンジ可能?】

 

ビルは元々住居用の建物ではないため、当然キッチンや浴室などの生活に必要な水廻りの設備はありません。

新たに設備を整えると、配水管や換気扇の設置など大掛かりな工事が必要になります。

 

ビルの場合は入居者がいる“マンションのように厳しい管理規約がない”ため、ビル内部を自由に再設計することが可能です。

構造上の問題がなく法律の範囲内であれば、自由にリノベーションすることができるのです。

 

 

工事の際は、構造部を残しスケルトン状態にしますので、間取りの変更は比較的融通が利きやすくなります。

全てを住居にしなくても、一部をテナント用(事務所用)として残すのもありですし、住居は分譲として売り出しても良いです。

または、賃貸として貸出し、その家賃収入を得るなど、アイデア次第でどんな形態にも変えることができ、多くのメリットを生み出すことができます。

マイナスポイントだって、リノベーションの内容次第でカバーできるんです!

隣のビルと密接している、など、ビルが建つ立地は採光が難しい(日当たりが良くない)ことはよくあります。

オフィスであればさほど気になりませんが、“居住用”となると日当たりはとても重要ですね。

 

 

【採光の工夫】

 

戸建てやマンションと異なり、ビルにはバルコニーがないことが多いですが、工夫次第でカバーできるんです。

 

・窓が小さく、腰窓までの場合

 → 全面窓に交換

 

・バルコニーがない場合 

 → インナーテラスを設置する、など

 

陽があたる窓側へインナーテラスを設置すると、天気や気温に関係なくいつでも洗濯物が干せるうえ、外からの視線も気になりません。

意外に、住居用にもともと設置されているバルコニーよりもメリットを感じられるかもしれませんね。

 

 

【断熱性を強化】

 

住居用マンションではないビルは、断熱性能があまり高くなく、結露が生じることも多いです。

その場合には、窓を交換したり、壁や床の内側に断熱材を追加したりすることで改善できます。

 

・単層ガラスから複層ガラスに交換

 → 複層ガラスは一般的な1枚のガラスと比べると、断熱性が約1.7倍も高いと言われています。

   結露しにくいという性質もあり、さらに防犯性も高いためおすすめです。

 

・二重サッシに交換 

 → 二重サッシには防音効果があり、交通量や人通りの多い都心部の騒音に有効です。

 

 

【一番の心配は耐震性?】

 

ビルは鉄骨造や鉄筋コンクリート造が多く、木造住宅に比べると安定しています。

リノベーションの前に必ず躯体の状態をチェックし、コンクリート躯体にクラック(ひび割れ)や、鉄筋に錆びが生じている場合は、防さび工事やブレース補強を行い、地震に強くて長持ちするビルへと蘇らせます。

 

 

 

以上のような対策を取ることで、住居用としては欠点だった仕様が住居用に適した仕様へと生まれ変わります。

 

住みたい希望エリアにはオフィスビルが多く、マンションを見つけられずに、その地域に住むことを諦めている方は大勢います。

 

周りにオフィスビルが多いということは、ビルのオーナー様にとって、オフィス用のビルを持ち続ける以上は競合の中で入居者確保のため戦わなければならないということです。

そこを逆転の発想で、「住居用」の需要に応える方向へと思い切って舵を切ってみましょう!

気になるビルリノベーションの費用について

オフィス・商業用のビルでも、リノベーションによって理想的な間取りや住環境を手に入れることができるとお分かりいただけたところで、やはり気になるのは実際にビルリノベーションにかかる費用ではないでしょうか。

そこでこちらの目次では、気になるビルの改修、そして弊社のサービス「ビルリノベーション」における費用等をご紹介します。

 

 

【ビルの改修はコスト的にどうなの?やっぱり高いの?】

 

堅牢な鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、補強工事が必要で耐用年数がビルに比べて低い、古い木造一戸建てをリノベーションする場合と比較した場合、長期的にみるとコストダウンになるケースもあります。

 

(もちろん、建物の状態が悪く、大規模な修繕工事が必要になる場合はその限りではありません。)

 

 

<リノベーション費用目安>

 

■キッチンや風呂場など水回りの改築整備

 → 200万~400万円程度 ※配管工事の必要性、内容によって異なります

 

■リビング、寝室、玄関などフルオーダーの改築工事

 → 600万~1,200万円程度

 

■外壁の改修リノベーション工事

 → 1000万円程度

 

 

このような一連の工事をビル全体に施して、古いビルを蘇らせるためには、実際は高額な費用がまとまって必要になります。

 

 

ただし!

「ビル再生サービス」では

リノベーションは全額弊社で負担いたしますのでご安心ください!!

 

現状のままのビルを5年間お貸しいただければ、リノベーションを行い、入居者募集や家賃回収などすべて弊社が対応いたします。

 

さらに、回収した家賃はオーナー様に「2割」還元いたします。

 

 

持ち出し金が無いから物件の改修ができずにいる・・・

金融機関でローンを組むには負担が大きい・・・

 

このような不安をお持ちのオーナー様をサポートするべく生まれたサービスですので安心してください。

 

お手持ちのビルをもう一度綺麗にして、多くの方に使っていただけるようにしませんか?

まとめ

ビルは、大規模な改修プランの自由度が高いのが一番のメリットです。

ビルの構造を活かしダイナミックな空間を造るも良し、開放的な屋上でバーベキューができる設備を取り入れるのも良し。

 

弊社のビルリノベーションはスタイルをガラッと変えることができ、テナントが入らず、空室が続いてお困りのオーナー様を助けるサービスです。

古いビルを所有しているオーナー様、リフォームが本業のイエスリフォームに物件を託してみませんか?

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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