2023.11.08
築古マンションのオーナーさん、空室に頭を抱えていませんか?
しかし、実はちょっとしたリノベーションで、その空間は驚くほど魅力的に変わります。
今の時代、賃貸物件は、ただ寝起きをする場所という住居よりも、居心地の良さや機能性といったものが求められています。
このコラムでは、そのようなニーズに応えるリノベーションポイントを3つ、ご紹介します。
最近のトレンドとして注目を浴びている「オープンフロア」のコンセプト。
昔の日本の住宅では、部屋ごとに壁で区切られた個々の空間が一般的でした。
しかし、時代とともにライフスタイルが変わり、より開放的な空間が求められるようになってきています。
オープンフロアとは、要するに壁を最小限にして、広々とした一つの大きな空間を作るデザインのこと。
このデザインの大きな特徴は、自然光が室内全体に届きやすいこと。これにより、部屋全体が明るく、爽やかな印象を受けるようになります。
特に築古マンションの場合、狭さや暗さを感じやすいといった物件が多く、オープンフロアにすることで、そのデメリットを大きくカバーできるのです。
また、オープンフロアには、家族や友人とのコミュニケーションを活性化する効果も。
キッチンからリビング、リビングからダイニングへと、自然なつながりが生まれ、料理をしながらでも、会話がしやすい空間はオープンフロアならではの魅力です。
一方で注意したいポイントもあります。
リビングやキッチン、ダイニング、全てが見えやすい空間となるため、物の収納について検討することが必要です。
物を乱雑に置いてしまうと散らかった印象を与えてしまうので、収納スペースの確保や家具の配置で工夫しましょう。
室内の床は、部屋の印象を大きく左右する要素の一つです。
古くなった畳やカーペットは、時代を感じさせるだけでなく、部屋全体の雰囲気も重く暗く見せることがあります。
そこで、築古マンションのリノベーションにおいて、フローリングの張替えは特に効果的な改善方法として挙げられます。
フローリングには、さまざまな色やデザイン、材質があります。
ライトな木目のものからダークな色味のもの、さらにはテクスチャや耐久性に優れたものまで、選択の幅は豊富です。
それぞれの選択は、部屋の雰囲気をガラリと変える力を持っています。
例えば、明るい色のフローリングは部屋を広く見せ、暗い色のものは落ち着いた雰囲気を出すことができます。
また、フローリングのメリットとして、掃除のしやすさも挙げられます。
畳やカーペットに比べて、ホコリや汚れがつきにくく、サッと拭き取るだけで清潔に保つことができます。
築古マンションでも、フローリング一つで新鮮な印象を取り戻せますので、より快適に過ごせる物件にするためにぜひ検討しましょう。
キッチンとバスルームは日常生活において最も頻繁に利用する場所であり、その機能性やデザインは生活の質に直接影響を与えます。
築古マンションの場合はこれら水廻りの設備が古くなり、使い勝手が悪くなったり、見た目が古びたりすることも少なくありません。
■キッチン
家事の中心である料理のしやすさは、キッチンの機能やデザインに大きく左右されます。
新しいキッチンシステムを取り入れることで、収納力がアップし、作業の効率も向上します。
モダンなデザインのものを選べば、おしゃれな空間を演出することも可能です。
さらに、最新のキッチンはエコ機能も充実しており、水やガスの節約にも繋がります。
■バスルーム
一日の疲れを癒す役割を果たすバスルームは、清潔感が何よりも重要です。
新しいバスルーム設備を取り入れることで、清掃の手間を減らしながらも清潔な状態を保ちやすくなります。
また、節水型のトイレや追い焚き機能付きのバスタブなど、快適性とエコを両立させた設備も増えてきています。
このようなキッチンとバスルームのリニューアルは、単なる見た目の変化だけでなく、入居者の生活の質向上にも大きく繋がると共に、物件選定の段階でも、清潔感あふれる新しい設備は非常に大きなポイントを占めています。
ターゲット層に合わせた設備を選定しリノベーションすることで、再び入居需要を確保することができるはずです。
ぜひ、積極的にリフォーム・リノベーションを検討しましょう。
いかがでしょうか。
今回ご紹介したリノベーションプランとしては、広々とした明るい空間を確保する間取り変更、そして、お部屋の雰囲気を一新する床のリフォーム。最後にご紹介したのは、賃貸物件の要である水廻りリフォームとして、キッチンとバスルームのリフォーム。
どれも全て、入居者目線でみた際に非常に魅力を感じる要素ばかりです。
現代のニーズに合わせて物件を一新し、空室解消をめざしましょう!
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